お知らせ

焙煎の日々

兵庫県、丹波市 豆ラボ  から、今日は私たちの日常そのままの“焙煎の日々”をお届けします。豆ラボは自家焙煎にこだわっていて、スペシャルティコーヒーの魅力を一番いい状態で楽しんでもらいたいという思いを胸に、毎日焙煎機の前に立っています。コーヒー豆は農作物で、味も香りも生きもののように変わります。その変化を感じながら火加減を調整し、丹波市の皆さんに胸を張って渡せる一杯を追いかけています。

ありがたいことに、コーヒー豆の卸や店頭販売が好評で、焙煎が追いつかなくなる日もあります。丹波市の小さなカフェが、こんなにも多くの方に選んでいただけるなんて、私達も誇らしく、そして身が引き締まります。ただ、その結果どうしても「今日焙煎しないと在庫が持たない!」という状況になることもしばしば。そんな時は、店舗営業を急遽お休みし、焙煎業務に集中する日があります。ご来店を楽しみにしてくださっている皆さまにはご迷惑をおかけしますが、どうかご理解いただけるとうれしいです。

なぜそこまで焙煎にこだわるのか。それは、焙煎したてのコーヒー豆こそ、スペシャルティコーヒー本来の香りと甘さを一番素直に感じてもらえるからです。豆ラボは、兵庫県丹波市のカフェとして“新鮮で正直な味”を届ける店でありたい。だから、作り置きをせず、その都度丁寧に焙煎しています。温度の揺らぎ、豆の膨らみ、香りの立ち上り……毎回同じようで同じではない焙煎に向き合うことで、豆ラボらしい一杯が生まれていきます。

焙煎の日々は地味で、けれど奥深く、私たちが最も誇りを持って取り組んでいる仕事です。これからも丹波市のみなさんに、自家焙煎の新鮮で香り豊かなコーヒー豆を届けられるよう努力し続けます。コーヒー豆を選ぶ時間も、焙煎の香りが漂う店内も、あなたの“ほっとするひととき”になりますように。

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